亀戸升本 は、現在準備中です。

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2020/07/13 16:53

亀戸大根は日本一小さな大根です。

一般的な大根に比べて細くて小さい亀戸大根は、長さ30センチ程度、重さはわずか200グラムたらず。そのかわいらしい姿から「おたふく大根」「おかめ大根」と呼ばれていました。鮮やかな緑の葉に対し、真っ白な軸(葉柄)が特徴です。普通の大根より甘みが強く、ビタミンCが豊富に含まれます。
文久年間(1861~1864)の頃から亀戸香取神社周辺で栽培が始まり、明治時代に最もさかんに栽培されるようになりました。
しかし昭和に入ると、経済成長とともに農地が宅地や工業用地へと変わり、亀戸大根農家もだんだんと減っていきました。さらに大根の主流品種が青首大根となるにつれ、亀戸大根は「幻の大根」と呼ばれるようになりました。
亀戸升本はこの伝統の江戸野菜の復活に成功し、現在では全国各地の契約農家とともに守り続けています。